おれはじつにばかだな

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『株式会社カラー10週年記念展』で過去、未来。そして現在のスタジオカラーを見てきた。

エヴァンゲリオン新劇場版シリーズの幕開けとなった『エヴァンゲリオン新劇場版:序』。この作品の公開が9年前の2007年9月1日であり、前年に設立された株式会社カラー並びにスタジオカラーの初制作作品となります。つまり株式会社カラーは今年で設立10週年。それを記念してにエヴァンゲリオン新劇場版シリーズ原画約160点、シン・ゴジラ第二形態、第三形態、第四形態の雛形モデル、88ページフルカラーの10週年記念冊子を来場者全員プレゼント、日本アニメ(ーター)見本市の原画も展示があり、なおかつ写真も撮影OK(映像作品はNG)というとんでも無い展示会をやると言われれば行くしかない。行ってきた。凄かった。このように小学生の感想並みに語彙力を奪われる展示となっておりました。このままでは生きていけないのでリハビリがてら写真付きで説明してみます。

会場はラフォーレミュージアム6Fのラフォーレミュージアム原宿。6Fとはなっていますがラフォーレ内のエレベーターは5Fまでしか行かないので注意。自分が入場した時には入場列も何も無かったのですんなりチケットを購入して入場しました。チケット売り場すぐに巨大キービジュアルパネルが設置されていますが撮影は退場時に限定されておりました。階段近くなので入場時にここで混雑すると危険なんでしょうね。階段を登りきって左手が入場口となっています。

記念展の副題となっている『過去(これまで)のエヴァ、未来(これから)のエヴァ。そして現在(いま)のスタジオカラー』となっている通り、ひとまずはエヴァの歴史とともに数々の名シーン原画、印象に残っているキービジュアルの展示が数多くされておりました。設定画、風景画も一部含まれておりますが、エヴァゾーンの展示はあくまで原画が主役となっておりました。序、破、Qの各原画ゾーン、桜流し(エヴァ;Q)バージョンの特別上映と原画展示スペースも設けられていました。とにかく原画の物量攻撃が凄いのでこのコーナーだけ混雑度が凄い。それに比べて特撮コーナーの動きやすさといったら…

記憶に新しい、というより未だに上映館がある『シン・ゴジラ』コーナー。展示としてはかなりこじんまりしていますが各形態の雛形と雛形作成前に検討段階で作成されたであろう3Dプリンタでのゴジラ形態別フィギュアが展示されておりました。表面のディテールなど3Dプリンタモデルではかなり省略されているのですが、これはこれで面白い。

味のある庵野監督の似顔絵by安野モヨコ氏。その横では監督不行届の特別編「おおきなカブ㈱」のアニメーション版の特別上映もありました。入場特典の小冊子に同漫画版が掲載されているのですが、原画も展示されておりました。1粒で3つおいしい。

特撮コーナーでは昔懐かしい作品のレプリカモデルや今年立ち上げられた特撮資料保存やミニチュアのアーカイブなどを手がけるNPO法人の活動の様子やスタジオカラー自身が手がけた特撮作品『巨神兵東京に現わる』の巨神兵さんが堂々たる出で立ちで目の前に現わる。意外にもこれが一番大きい立体展示だったりします。エヴァの立体展示が無いカラーのイベントも珍しい。

特撮コーナーの後には今回の記念展特別編集映像(巨神兵さんの後ろのスクリーンにて上映)が公開されており、次のコーナーが日本アニメーター見本市コーナー。本編も上映されており、原画や背景美術等が展示され、各作品がクローズアップされていました。全部で6作品が上映されており、モニタの前で止まる方が多いのでかなり動きにくいゾーンになってます。みんな見始めちゃうのよね…。

以上の展示で展示会場の出口となるのですが、見逃してしまいそうなところに寄せ書きがあったりします。出口を出るとそのまま物販コーナーにつながっており、個人的に気になったのはシン・ゴジラ極限環境微生物の分子構造マップ。みな考えることは同じなのか売り切れていましたが…会期中に再入荷予定だとか。『ジ・アート・オブ シン・ゴジラ』のデザイン見本も展示されていました。当初は8月発売予定だったものが12月中旬発売に変更になっており、どこまでクオリティとハードルを上げに行くんだと希望と心配が混ざり合って不思議な気持ちに。

そして日本アニメーター見本市の第一話「龍の歯医者」が来年2月にスタジオカラー初のTVアニメーション作品として長編アニメ化されることを記念した特別展示がありました。日本アニメーター見本市ですでに印象に残っている作品がこういった形で長編作品として花開くのはワクワクします。

以上でレポートは終了ですが、いやぁ大満足です。展示規模としてはかなり小さい。そこは否定できないと思いますが見せ方というか興味を沸き立たせる展示になっており、夢中になることは間違い無しでした。会期は11/30(水)までなのであと少しだけあります。仕事終わりに行くことは可能なのでまだ見てない方は是非原宿まで足を運んで見ることをオススメします。自分はこれから冊子のインタビュー記事を舐め回すように読んできます。ボリューム多すぎ(褒め言葉)。

株式会社カラー10周年記念展 | 株式会社カラー

 

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ