おれはじつにばかだな

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終了間際の『君の名は。』の企画展『宙展』を見るため宇宙ミュージアム『TENQ』に行ってきた。

映画『君の名は。』とのコラボ特別企画展『宙展』が開催されている東京水道橋の東京ドームシティ内にある宇宙ミュージアム『TENQ』に行ってきました。映画公開の約2ヶ月前の7/1から11/6(日)まで開催されていたこの展示、ついに今週末で終了となります。『TENQ』ミュージアムについてこの企画展が開催されるまで全然知らなかったのでいい機会だと思い、足を運んでみました。

www.tokyo-dome.co.jp

あくまで主役は宇宙なので特別展コーナーは小規模だと言うことを先に伝えておきます。入場には時間指定制チケットが必要です。カウンターで購入もできますが、時間に余裕がある場合は料金が少し安くなる事前予約をオススメ。自分が行った時には15分ごとに区切られた時間枠で入場できる人数が限られており、時間まで待合室で待機していました。清潔感のある内装はカップル客や女性客を意識して作られているのをヒシヒシ感じます。

待合室には宇宙にまつわるあらゆるアイテムが鎮座していました。本なども配置されておりましたのでおそらく読んで待っていても良いのかな?

写真の左側がエントランス。右側は宇宙ストアというお土産で、こちらは入場券が無くても買い物ができます。

エントランスを進んでしばらくは撮影禁止エリア。暗闇のトンネルを抜けてディズニーやUSJ等でみられる一定数の団体で案内役に案内されるアトラクションになっています。現世から宇宙の世界へ心を切り替えましょうという演出。どのような演出か実際に行ってみて確認したほうがいいと思います。

個人的には2つ目のアトラクションが好きです。どうしても知りたい方は公式サイトのエリア紹介をチェックしてみてください。

 アトラクションが終わった後はミュージアムゾーン。宇宙にまつわるテーマごとの展示がいくつも存在し、それぞれのテーマで詳しい解説がなされていました。

少し前にはやぶさの帰還で話題となったイトカワの巨大地表画像や2000分の1のイトカワの模型や探査機を中心とした展示、太陽系の惑星に絞った展示などもありました。

壁一面を埋める探査機達は圧巻の一言でした。演出としても面白い。撮影はできないですがこの壁の反対側には、ガラス越しに東京大学総合研究博物館の研究室分室のリサーチセンターがあり、実際に宇宙研究をされている様子(と言ってもほとんどはパソコンに向かっている研究者の方々)が見学できるようになっていました。

ここに研究室の分室がある狙いは「宇宙の研究ってすごい難しい、というイメージを『なんだ、こんなものか』と感じてもらい、難しいと思わずに宇宙を身近に感じて欲しい」という狙いがあるそうです。実際に見た研究室はごく普通の大学研究室と変わりないイメージでした。

『TENQ』最大の楽しみと言っても過言ではないミッションラリーQ。展示ゾーン全てを使用してカプセルの中に入っている謎解きをしていきます。大人でも1~2時間はかかる内容でした。これをやるのが『TENQ』の醍醐味だと思います。

カプセルの種類はいくつかあるようですが、たどり着く正解は1つのようなので大人数で行く場合はグループに分かれて別の問題を解くのもいいかもしれません。ヒントは先程の展示があったサイエンスゾーンと次に紹介するイマジネーションゾーンどちらにも存在するので行ったり来たりすることとなります。

展示の次は視覚に訴えるイマジネーションゾーン。楽しく宇宙を理解しようというコンセプトで子供たちにはこちらのほうが楽しめるかもしれないです。

イマジネーションゾーンに入ってすぐのところにあるアストロボールがやりたすぎて謎解き中に横を通り過ぎるたびにウズウズしてましたが結局途中で我慢しきれずに列に並びました。タッチパネル画面を操作してボールを一本橋の先の中央のロケット発射台まで落とさずに操作するゲームなのですがボールの操作が機敏なので思ったように動いてくれずクリアできませんでした。難しい。前のグループの方は開始10秒で完走していたのでそこまでの難易度じゃないかと思っていましたが完走したあの人は何者なんだ…

イマジネーションゾーンの端に配置されている特別企画展コーナー。映画『君の名は。』の宙(ソラ)に関わる制作過程や複製絵コンテ、三葉達の原画が並んでいたり、特別映像が流れているミニシアター、新海誠監督のメッセージや監督への手書きメッセージコーナーも。ここに置かれている新海監督と神木君の愛の告白はなんなんだ。需要?に対して従順すぎやしないかい。これは是非、直接確認していただきたい。

複製絵コンテ、原画の枚数はあまりスペースの都合もあるだろうが、あまり枚数は無い。『君の名は。』展だけを目当てに行くことはあまりオススメしないです。『TENQ』の展示も一緒に楽しんでこその宇宙ミュージアムです。

出口に向けて再び幻想的な演出のコーナーが並びます。壁一面に宇宙が広がり、様々な言葉が浮かぶ『つながりの部屋』のコトバリウム。ここでボーっと座っているだけでも癒されます。

床に広がる月面を歩くと足跡が残る演出。ぐるぐる歩いていると、偶然なのかうさぎが登場するという演出もありました。

最後は記念撮影コーナー。いくつもある背景パネルで思い思いの写真が撮影できるようになっていました。ここだけは少し懐かしい博物館のイメージが守られていてちょっと安心しました。

これで最初の待合室横の宇宙ストアに戻ってくるのですが、想像以上にちゃんと楽しめました。約2時間半ぐらいの滞在ですが飽きるといったことは無く、思った以上に難しい謎解きに四苦八苦していましたがなんとかクリア。謎解きをやると動き回るので博物館特有の緊張感というものは無く、宇宙に対する好奇心を刺激するにはもってこいの場所じゃないでしょうか。『君の名は。』展示は終了してしまいますが、カジュアルに宇宙を楽しむというコンセプトにはかなりマッチしているミュージアムでした。